昭和55年頃、東北で2番目にミニトマト(旧チェリートマト)栽培に着手したのが、喜多方市堂島地区。
「会津盆地は水が豊かで土壌も肥沃。江戸時代から農業の研究が盛んでした。特に堂島は環境が整っていました。小島家としては先祖が170年以上前に移り住んだ記録があります」と小島さん。塩川は今でもミニトマトの産地だ。
「品種はロッソナポリタンです」栽培に手間がかかるが、その美味しさは抜群。一緒に作る人を広げている。「グルタミン酸が多く果肉が厚いため、生でも美味しく調理にも向きます。糖度は8度以上。現在は2棟まで広げました」日本でも作っている人が少ない品種。味わえた人はラッキーである。